ホーム > ドールハウス制作講座 > ドールハウス作りに挑戦



ドールハウス作りに挑戦

「初めてドールハウス作りに挑戦された早川さんから数枚の作品の写真が寄せられました。大変可愛らしく、綺麗で雰囲気のある作品でしたのと全く初めて作られたとの事ですのではじめてみようかと迷って居られる方々の参考の為に失礼乍ら色々と質問させて頂きました。そして難しかった事、楽しかった事、将来は・・・もお聴きしました。

早川さんは北九州市在住の20代後半の主婦で来春に赤ちゃんがとの事、「おめでとうございます。」


先ずはドールハウスを作ってみようとのきっかけは・・・
幼いころから小さい可愛いものが大好きでリカちゃん人形などであそび育ちました。ドールハウスというものがあることをしり何時か初めて見ようと思い続けていました。

手始めとしてどの様なことをなさいましたか・・・
2年程前に近くの本屋さんでドールハウスの本を購入、素晴らしい皆さんの作品を眺めて楽しんでいました。その内に私でも出来るのではとの錯覚をして、近所に専門店もないので通販を利用して、本に出ているハウツーに従って工具・道具・粘土・木材・素材など結構な金額を購入しました。わくわくしながら本を開いて作りはじめて見たもののそれはそれは難しく自分の不器用さを痛感、「モーやめた・・」の繰り返しでした。色々買ってから半年位は自分なりに挑戦しましたが結果は上手く行かずあきらめてしまいました。一緒に始めたお友達と今年の初め久しぶりにドールハウス談義をしましたお友達は私より早くにあきらめてしまった様でした。「また、やろうか」と意見が一致。お友達は和菓子屋・私は街で見かけるお花屋さんに決め既製の完成品・キットを使い細かい部分と色・配置にオリジナリテイーを出して制作を進める事としました。全てを手づくりすることの難しさ・辛さの経験から自分なりの面白さ・楽しさを求め様と考えを元にもどしての再スタートとなりました。それにより以前に購入した工具・道具・材料も無駄にならず活かすことが出来ると考えました。

このお花屋さんの制作に費やした時間はどの位でしょうか・・・
イメージをしっかりと描く為に街の花屋さんを買い物の度に何軒も何回も見に行きました。イメージが固まり今度はハウスの大きさ・どのハウスキットにするのかカタログを見ながら「これにしよう・あれがいいかな・・」と迷いながらもこの時がとても楽しく、わくわくした素晴らしいひと時を味わいました。時間に縛られたり、焦ることも無く、好きな時に、フゥーと一息入れたい時に手を付ければとの思いでしたので何時間掛かりましたみたいな事では有りませんが週に2日位1、2時間の程度でした。それを半年位続けたと言ったところでしょうか。途中でイメージしたものが変化したり・また元に戻ったりそれがとても楽しく、雑音から遠のきそのときを楽しませてもらいました。

制作に費やした金額は大変失礼ですがお聞かせ下さい。
少ないお小遣いの中からですから他を節約して月に3〜4千円以内でと最初に自分で決めました。まだ自分では未完成だと思っていますがこの出来上がりまで9ヶ月掛けましたのでご想像下さい。掛かった金額には変えることは出来ない程の楽しさ・心の和み・喜び・達成感を味合わせてもらい満足しています。素晴らしいホビーです。お友達・来客も感激してくれますし、話題もふえて楽しいひと時を過ごすことが出来とても嬉しい限りです。

制作に当たり工夫された事・難しかった事は・・・
このハウスはカタログから選びキットを購入しました。外壁をレンガ造りにしたかったのでこれもカタログからレンガシートを買いました。ハウスキットは綺麗に狂い無くカットされているものでしたから歪む事も無く簡単に組立てられました。組立てまえにレンガシートを両側面に貼りました、これは裏にのりが付いていて簡単に貼る事が出来とても便利なものでした外側面にレンガシートを貼って裏返し板に沿ってカッターでカットすれば出来上がり。内装の壁紙もカタログから選んで購入・専用の皺にならない糊があると聞きましたので合わせて購入しました。この糊を内側に塗って壁紙を貼り裏返して板に沿ってカット、皺にならず綺麗に仕上がりました。裏側に窓をどうしても付けたかったのでこれもカタログから選び既製のものを購入、裏板に位置を決めて線を引いて定規を当てカッターでカット、窓部分も含めて壁紙を貼り裏側から窓部分の内側に沿ってカッダーでカット出来上がり窓を接着。窓に以前から持っていたレースを切ってカーテンをつけました。花の陳列台は工作し易くカッターで簡単に切れるバルサ材に線を引きカットしてそれをトールペイント用の塗料で塗装して乾燥してから木工ボンドで接着し組立てました。額の絵も花柄のシールを持っていましたのでそれを利用しました。レジの台は既製の家具を購入してその裏側に花柄のシールを貼って雰囲気を出しました。屋根の瓦も既製のものですが一枚一枚を色の濃淡明暗をつけ塗装し乾燥してからそれをランダムに屋根の下から上えと揃えて貼っていくと雰囲気のある屋根が出来ました。塗装前に貼ってそれから塗装すると単色で雰囲気が出ない仕上がりになってしまうのでは・・・床板・左右の壁・裏板を溝にボンドをつけて組立て隅々を直角になる様注意して乾燥するまでセロテープ・ガムテープ・大き目の輪ゴムなどで固定しました。乾燥後お花などの配置を何度も変更しながらこの様にしました。

先ほどまだ未完成と仰いましたが・・・
そうなんです。まだラッピング用品を置いたり・ガーデニングの為の道具を置いたり・お花の種・観葉植物・天井・壁の高いところにはドライフラワーなどとやる事が沢山あり夢はわくわくしながらどんどん拡がります。又、どうしても照明を点けたいと思っています。照明を点けると雰囲気が一変するのでは・・・と是非やりたい。手を加えれば加えるほど素晴らしさが増す、充実した時と満足を与えてくれます。

今後、どのようにドールハウスと拘っていかれますか・・・
そうですね、本に載っている作家さんの様になれればなぁーとは夢ですが思います。しかし、私は自分の為の趣味ですから時間にとらわれず楽しく・大切な時間として過ごしたいと思っています。本に載っている様に全てを手づくりすることは私には楽しみと言うより苦しみになった経験からこの花屋さん作りの様に既製のものと自分なりに加工したり、手を加えたりして自分に出来るものと出来ないものをはっきりさせ自分なりの作品の制作をしたいと思っています。楽しく・夢を見つづけられなければ趣味にはなりませんでしょ・・・多くの人達が出来ない事をなさるから作家さんとなり先生と呼ばれる訳でしょ・・・誰にも簡単に出来てしまうなら作家さん先生だらけになりますよ・・・自分なりに楽しむ・・・これが全てです。イギリスの王室では王女にインテリアの勉強・家具インテリアのコーディネイトの教育にドールハウスが作られ実際に行われたとお聴きしています。子供が大きくなったら一緒にドールハウス作りを通じてセンスを磨いて一緒に勉強したいと思っています。自分の作ったドールハウスを飾ったり、制作出来る専用のお部屋のある大きなお家を持ちたい・・・大きな夢であり・・・実現させたい・・・今の心境です。


どうも有り難う御座いました。楽しいひと時を、そして為になるお話をお聞かせいただきました。益々お元気でドールハウス作りをお楽しみ下さい。

Copy Right(C)2002 KADO Co.,Ltd. All Right Reserved.